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それは廃棄物ゼロを目指す国際プロジェクト

最近、廃棄物に対する関心が高まり、焼却して埋めるといった一方的な処理処分の時代は過ぎ去り循環経済の時代へと移りつつあります。年々使用量が増える電池も使用済となった電池の処分に困ります。東邦亜鉛は長年の電池処理の実績をもとに小型充電式電池のリサイクルを行なっています。
廃棄物の出ないゼロ・エミッションプログラムです。

電池の一人あたりの年間使用量20個以上

身の回りにある電気製品の電源として、お馴染みの電池。日本国内で販売される電池は年間約30億個です。国民一人あたり、年間20個以上を使用していることになります。今後も社会の進展と共に電池の需要はますます増え続けることでしょう。

電池の中には貴重な金属がいっぱい

電池の中には、亜鉛・ニッケル・カドミウム・コバルト等貴重な金属がたくさん含まれています。この金属が、上手に回収されれば良いのですがその取り扱い方法を間違えれば環境問題にもつながりかねません。

ゴミの山を宝の山に

そこで当社では、長年の金属製錬技術と電池のリサイクル事業の実績をもとに、皆様より回収されました、使用済み電池から有用な金属を回収しています。捨てるもののない完全リサイクルシステムです。どうぞご利用下さい。

小型充電式電池リサイクル事業

1990年、当社は使用済みNi-Cd電池のリサイクル事業として、Ni-Cd電池あるいはアルカリ蓄電池中に含まれるレアメタル「Ni」および「Cd」の有価金属リサイクル事業をスタートしています。現在では一般社団法人JBRCと連携し、JBRCの小型充電池式電池リサイクルシステムの一員として重要な役割を担っています。
回収された小型充電式電池は、電池種類に分別、解体・分離、熱処理の再資源化工程を経て、Ni原料(Fe-Ni)についてはステンレスメーカーへ、Cd原料はCd加工品用原料として使用され、最終的にNi-Cd電池メーカーへ販売しています。

特長

  • 廃棄物の出ないゼロ・エミッションシステムです。
  • JBRCの再資源化システムにより、無償回収を実施しています。
    詳しくはJBRCのホームページをご参照ください。

実績・歴史

1990年 社団法人電池工業会の協力のもと、小名浜製錬所(福島県)で、ニカド電池のリサイクル事業を開始しました。現在全国の約50%をリサイクルしています。

小型充電式電池の処理回収窓口・工場

窓口 東邦亜鉛株式会社 環境・リサイクル事業部
〒100-8207 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号
TEL:03-6212-1708
FAX:03-3284-1523
工場 東邦亜鉛株式会社 小名浜製錬所
〒971-8101 福島県いわき市小名浜字芳浜10番地
TEL:0246-54-4111
FAX:0246-92-3924

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