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平成20年度下期の地金生産計画の変更(減産)について
平成20年12月22日
米、欧の金融危機に伴う世界的な景気の後退、消費の低迷により自動車ならびに鉄鋼業界が相次いで減産を打ち出しております。こうした中、当社の主力製品である亜鉛につきましても、主用途である亜鉛めっき鋼板向け需要が、また、国内のトップシェアを占める鉛につきましても自動車用バッテリー向けの需要がそれぞれ大幅に縮小することが見込まれます。
このため、当社は平成21年1月から亜鉛の生産拠点である安中製錬所(群馬県安中市)ならびに鉛の生産拠点である契島製錬所(広島県豊田郡)において、下記のとおり減産による生産調整を行いますのでお知らせいたします。
1. 亜鉛
当初計画(21年1月~3月) 32,816トン
調整( 〃 ) △4,000トン(△12%)
*更に4月以降は秋田製錬株式会社飯島製錬所への委託契約を解消することで、約10,000トン/年の減産となります。
2. 鉛
当初計画(21年1月~3月) 18,300トン
調整( 〃 ) △2,500トン(△14%)
*鉛は鉱石とリサイクル原料を使用していますが、使用済みバッテリーの集荷難による原料不足も減産の一要因となっており、今後とも集荷状況を見ながらフレキシブルに対応していきます。
以上